BiS、ぱすぽ☆、pre-dia、BiS
BiSワンマン「Never Mind the BiS」 @ 下北沢SHELTER - 11.07.09
12:31-13:30, 13:32-13:50

BiSを観るのは1ヶ月半前のtengal6とのツーマン以来。りなはむが卒業したり新曲PVがあちこちで話題になったりと転換期を迎えている昨今であるが、そんなゴシップ面よりも、BiSが生み出す諸々の素晴らしい充実ぶりを直視し体験していた方がずっと面白い。

開演前の場内で流れたり本編終盤で歌ったりしていた8月に出る新曲は、ロック路線を踏襲しつつ更にエモーショナルでカッコ良くなっていて、アイドルファンのみならずロック少女などにも訴求する力を持っているようだった。ライブパフォーマンスについても以前よりずっと良くなっていて、表情や動きや気迫や説得力や勢いなど、総称して演者のオーラとしか呼べないような何かがステージから惜しげもなく放たれていた。

この日お披露目になった新メンバーのユフちゃんは、優等生担当かつ上品な顔立ちながら、初ライブで全曲ダンス&一部生歌もこなすという肝の座りぶり。そして単刀直入に可愛い!このコは期待できます!!ゴシップネタで騒ぐ人たちにもユフちゃんの可愛さはとてもキャッチーに映るのではないかと。


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GIRLs-RockPop stadium-Generation004 @ 恵比寿LIQUIDROOM -11.07.09
15:00?-21:30

17:30頃から鑑賞。わりと地下アイドルっぽい人たちがタイムテーブルの大半を占める中、頭一つ抜けた感のあるぱすぽ☆も出ていて初めて観ることに。この日のライブは熱いファンの間で色々あったようだが、そんな瑣末がどうでも良くなるほどステージに見応えがあり面白過ぎた。大人数グループアイドルならではのダイナミックなフォーメーションダンスで、全体を観てもあるいは部分を観てもそれぞれに異なるレベルでの展開があり、一回の鑑賞では全容が掴みきれない。韓国アイドルのそれとも異なる情報過多な感じはとても日本的なのかも。

本命は、ぱすぽ☆の姉妹ユニットであるpre-dia。こちらもダイナミックな大人数フォーメーションダンスなのだが、その目まぐるしい動きが全員美人で網タイツ(!)という麗しいルックスとシナジーを起こし、最新参ながら最前左端で観ていた自分はあまりにグラグラと感受性を揺さぶられていた。まあ、端的に言えば美人で性感(中国語でセクシーの意。こう表記したほうがそれらしい)なものが大好きなだけなのですが(笑)。最新参な自分に最後まで何度も目線をくれたステージ左端のコを始めメンバー全員の顔と名前を覚えたいのだが、Webの画像とステージでの印象がかなり異なるので難儀しそう。とりあえずTwitterでリフォローしてくれたメンバーから覚えることにします(笑)。

2組とも楽曲を聴いただけでは特に何も感じなかったのにライブを観たら印象が激変した例。youtubeで動画を観ているだけでは分からない世界があるものだ。来週のAXワンマンも行く予定。

久々にアイドルのオムニバスイベントに来て感じたのは、アイドルステージのスポーティーで若干切迫的とも見える緊張感と客層に屈強な男性ファンが多いこと。BiSの場合、楽曲のエモーションが高揚感を生んでいる側面があると思うが、ほかの人たちの場合、演者もファンもどうして力んでいるのか?韓国のアイドルは厳しい環境に立たされ日本のアイドルはユルいなどと一時期言われたものだが、現在では逆転しているのではないか?今のpre-diaもダンスにやや力みを感じるが、レッスンを経て脱力していくとよりエレガントになるのかも。と期待したくなる他方で、物販やTwitterでお互いに必死にがっつくのもたまらなく楽しいのだろうなあと。自分も次は握りに行くつもりなのですが(笑)。

トリはBiS。新曲もユフちゃんのパフォーマンスも既に他のファンを巻き込んで盛り上げてしまうほどの貫禄。
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# by m4k0t1 | 2011-07-12 20:41 | live
Saori@destiny「Domestic domain」リリースパーティー
Saori@destiny「Domestic domain」リリースパーティー @ 渋谷Glad - 11.07.03
19:32-20:56, 20:59-21:14, 21:15-21:19

ツインキーボード体制が軌道に乗り、ホームグラウンドを渋谷Gladに移し精力的にライブを続けるようになってから、観に行った人の誰もがその圧倒的な盛り上がりを絶賛するようになっていた。そして迎えた今回のリリースパーティー。ライブがどうなるかは、開演1分を観れば明らかだった。過去最高のPAコンディションによる爆音、殺人的にハイテンションなステージとそれに呼応するフロア、それらの熱量が一体となり、盛り上がりは更に上方更新されてしまった。いまだにピークが見えないというこの恐ろしい状態はいつまで続くのだろうか。

新衣装は、クラブ映えして露出が増えて少しエロくて、Saoriがぐっと大人びて垢抜けた印象になっていた。その姿は、この日のアグレッシブなライブ内容にシンクロするようだった。他方で今まで以上にSaoriがステージ上を左右に動き回り、フロアのオーディエンスに何度も目線を送ってくれて、漏れなく自分にも頻繁に届いていた。一見相反するように見えるこの2つの要素が両立する今日の空間は、あまりにも唯一無二であった。

アイドルとダンスミュージックとダンス空間。前者2つの接近については今では珍しいことではない。しかし、そこからダンス空間が形成・発展する可能性に関して、自分は過去にPerfumeとK-POPという2つのケースを経験している。これらの今のライブを観ている人ならば何となく察して頂ける通り、観客は思いの外踊っていない(実は例外があり、先日のSM Town Live in Parisの映像や昨年9月の慶州ドリコンを観ると、欧米人は結構踊っている。この違いについては機会を見つけて後日に)。

対して今日のSaoriのライブに「アイドルとダンスミュージックとダンス空間」の極北的な融合があったことは、ライブを観に行った人ならば誰もが感じたのではないか。そして、そこには独特の心的身的神的なサルベーションとヒーリングの可能性があるとまで自分は感じてしまった。「I can't」で展開されたケチャ光景の、本家インドネシアのケチャにまで肉迫する呪術性は一体何なのか。救済や癒しなど付随的な効用を主たる目的として音楽に求めるのはいかがなものか、と常々思っていた自分だが、これは「アイドルとダンスミュージックとダンス空間」の「融合」からしか生まれ得ないような音楽的感動であり、広く普遍性と大衆性を獲得し得るのではないか、と今は考えを改め始めている。Saori@destinyの更なる広がりを願っている。
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# by m4k0t1 | 2011-07-04 01:49 | live
4daysの4
芳垣安洋 4デイズ Orquesta Libre Prays Standards @ 新宿PIT INN - 11.06.24
20:08-21:05, 21:24-22:32, 22:33-22:40

高良久美子(vib,har,etc) Gideon Juckes(tuba) 鈴木正人(b) 芳垣安洋(ds)
藤原大輔(ts) 渡辺隆夫(tp) 青木タイセイ(tb,har) 塩谷博之(ss,cl) 椎谷求(g) 岡部洋一(perc)

今年の4daysは最終日のみ行くことが出来たのだが、これほどに行って良かったと心底思えるライブになるとは。スタンダード、ノーPA、生音、管楽器厚めの編成など、最近数年で試みられてきた点と点が一気に線に結びついて動き出した感のある、あまりにも素晴らしい演奏で、聴きながらずっと涙を堪えていた。

まあ、やはりスタンダードといっても芳垣さんのスタンダードなわけで、序盤はカルロス・ガルデルやモリコーネなど、いつも以上に彼ならではの選曲だったのだが、次第にバカラック、クルト・ワイルやモンクなど、馴染みの曲になっていく。しかし、今回は今までに無い大編成とタイセイさん入魂のアレンジメントにより、渋めの選曲が更に渋く、かつとびきりの開放感を持った全く新鮮な演奏になっていた。特に耳を惹くのは、厚めの管楽器隊が生み出す綺麗で柔らかなサウンドやハーモニー。予約無しで入場したにもかかわらず運良く最前席の端、管楽器隊の目の前に座ることになった自分の位置では、ノーPAの生音がたまらなく気持ち良く響いていた。あと、サンタナの曲での高良さんのソロも凄かった。

最後に「またやりたい」と芳垣さんが話していた。準備もメンバーを集めるのも大変だと思われるが、今回みたく生音がきちんと聴ける場所でまた観てみたいところ。

物販で、GideonのFarmyard Animals TrioというトリオのCDと、南博トリオの新作を購入。
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# by m4k0t1 | 2011-06-25 02:13 | live
少女時代 First Japan Tour
少女時代First Japan Tour @ 代々木第一体育館 - 2011.06.18
17:05-19:37, 19:40-19:59

ネタバレが含まれている可能性があるので、これからライブを観るという方は今すぐブラウザを閉じ、後ほどご覧下さい。

当日は行きつけの病院で医者から素っ気無い対応をされたり、ライブ前に立ち寄ったdisc unionでは何だか噛み合わない接客を受けたり、会場に入る直前でiPhoneが暴走してQRコードを呼び出せなくなったりと、バイオリズムは不調であり、また直接的にも、座席は2階スタンド席の後方、1万人クラスの超大箱、今年に入り自分のK-POP熱が少々冷めていること、そして震災の影響なのか感受性のある部分が今もなお欠落したままであること、と気分が乗らない条件が重なり、正直なところこの日のライブには全く期待していなかった。

それなのに終わってみたら、寸分の隙も無く練り込まれた構成と充実の内容に、信じられないぐらいの満足感と放心状態を得ていた。日本のアルバム曲からのパート→韓国ファーストアルバムからのパート→ソロ→ブラックソシ→ソロ→バラード→大団円、とカタルシスへなだれ込み、日本向けに現地化された部分と、韓国式いや世界照準を意識した部分とのバランスが絶妙な構成だった。スクリーンに映る9人の姿を捉えるカメラとスイッチングは、見所となる瞬間をあまりにも的確に押さえてくれて、遠くに座る観客を全く放置することなくステージに引き込んでくれた。

ソロコーナーについて、他の韓国グループでは日本の曲のカヴァーがありがちだったりするのだが、ソシの場合は洋楽やカップルダンスなど成熟文化からのチョイスだらけ。男性客が増えて大衆化したと思われるソシの日本の客層が付いて来られなくなるのでは?と心配になる程エロティック/エレガント/ハードに振り切ったステージは、個々の志向やスキルのアナザーサイドを、これでもかと見せ付けてくれる。他方、序盤のKissing Youなどのパートでは、本人らが花道を走り回り時に百合百合しい場面があったりととても多幸的。

自分は昨年明洞SPAOで買ったテヨンTシャツを着て観に行った、という程度にはテヨンペンなのだが、贔屓であることを差し引いてもテヨンのステージでの存在感は飛び抜けて際立っていた。ライブ冒頭のアレや、ティファニーと組んだデュオや、ブラックソシ冒頭のアレなど、気迫に満ちた表情で全身から声を出すように歌う姿は、あの広い会場を完全に掌握している気がした。つい先ほどTwitterで「韓国の今どきのスターは凄い凄いと言われているが、JYP師匠などのベテラン勢はもっと凄くてステージから観客までの距離を感じさせない」というような話をしていたのだが、テヨンは既にそのレベルに達しているかのようだった。

アイドルやK-POPなどというカテゴライズや先入観は最早どうでもよく、1万人クラスの超大型興行を、圧倒的なセレブリティと高密度な内容でみせてくれる人たち。それがソシである。と書いた矢先に真逆のことを述べると、このような興行が可能なのはアイドルだからこそなのかも知れない。このツアー内でも回を重ねるごとにブラッシュアップされているという話もあるようで、Japan Tourの後に噂される韓国や台湾などのツアーにも是非とも行ってみたいところ。
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# by m4k0t1 | 2011-06-19 23:50 | live
KARA再始動
KARAファンミーティング「今伝えたい言葉」ライブヴューイング @ 新宿バルト9 - 11.06.11
18:00-20:00

こちらではどうもお久しぶりです。今年年始から勃発した大人のゴタゴタが和解して以来、韓国で初お披露目のファンミーティングが日本でも中継されるというので観に行ってきました。この件について、現地組がまだ帰国していないためか、ブログ上での感想があまりにも少ないようなので書き残しておきます。

久々にKARAが韓国のステージで歌う姿(正確にはドリコンもあったのだが)は、日本では観られないような凛とした強い表情で、まさに韓国へKARAが帰ってきたという感覚だった。他方、「韓国のKARA」を見せるはずの場所で、日本でリリースされたオリジナル曲である「ジェットコースターラブ」が初演されたこと、そして、初演にも関わらず韓国のKamiliaが日本語でコールする姿、日本での活動が増えるとともに韓国での露出が減り、本国のファンとしては複雑な胸中であろうにもかかわらず温かく日本の曲を迎えるオーディエンスの愛情には胸が熱くなった。

タイトルにもあるようにKARAが「言葉」でファンに思いを伝えるのが今回のテーマだったようだが、わりと同じようなコメントを5人が何度も求められる姿に、観ている自分には無下にも睡魔が襲っていた。対して、本編ラストは「今、贈りたい『ありがとう』」の韓国語版が歌われ、さらにアンコールは「Honey」「Pretty Girl」「Rock U」の大団円。アホほど紙吹雪が飛ぶ様はいかにも韓国らしいのだが(笑)、この盛り上がりが百の言葉よりも遥かに多くのメッセージを放っていたのは、きっと誰が観ても明らかだったと信じたい。最後のコメントでハラが「言葉で語るよりもステージで見せたい」だとか、ジヨン(だったっけ?)らが最後に「単独コンサートをやりたい!」などと話していて、きっとこのコたちは次にファンに見せるべきものを分かっているのだろうなあと、とても希望を感じることが出来た。

ちなみに、バルト9の客層は男女ほぼ半々に分かれていて、ほかのK-POP現場に比べて明らかに男性ファンが多い。これもKARAが定着してきた証拠だろうか。
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# by m4k0t1 | 2011-06-13 02:44 | live