外山・大儀見duo @ 新宿Pit Inn - 07.10.21
14:40-15:20, 15:40?-16:20, 16:23-16:32 大儀見元(perc,ds) 外山明(ds,perc) このduoは頻繁にやってるから観るのは今度でいい、などとえらそうなことを思いながら先延ばししていたら、1年以上観ていないことに気づいたので、久々に鑑賞。セッティングはいつもどおり2人の周りを客席がぐるっと囲む形。外山さんの横にもパーカッションが置かれ、バラフォンは2人の間に位置している。 1stセット。音数少なめで触るように撫でるように小さく叩きながらの穏やかな立ち上がり。そのまま、急いで加速するわけでもなく、のらりくらりと揺れる様なリズムを重ねていく。たどたどしく探るように音を積み上げていく感がすごい。昨日夜中に久しぶりにプレステ2の電源を入れて遊んでいた「パラッパラッパー2」で、自分なりにジャストのタイミングでボタンを押しているつもりなのに、ゲームからはことごとくNoを突きつけられるという、変な癖が染み付いたあるいはただ鈍いだけの自分のリズム感を刺激し揺さぶりまた裏切るように、ぐらぐらした演奏が続く。大儀見さんはラテンパーカッションの人、という印象を個人的に抱いていたのだが、この日の演奏は、外山さん独特の訛りに訛ったドラムにシンクロするように、アフリカなパーカッションを叩く。 2ndセット。外山さんはバラフォンの位置へ。ますますアフリカ度を増していく。前に観た2006年8月のときは、水上さんとツレの方が客として来ていて、そのツレの女性が演奏中に歌っていたのだが、今回は外山さんが歌う。この日の演奏は終始音量を抑えていて、そのせいか音色がちょっと艶かしくも聞こえる。 アンコールは、2人の座り位置が入れ替わり、客が少しどよめく。やはり音量は抑え気味。大儀見さんのドラムが外山さんのコピーみたいだった。 以前に見たときは大音量でもっと弾けていたような気がしたが、この日の内容は、東京の地下で鳴るアフリカの朴訥としたストリート音楽、という印象だった。アフリカ行ったことないけど。これはこれで、2人の独特なリズム感があぶり出ているようで、聴き応えがありました。 ** Mono Fontanaの、今や入手困難と思われていた旧作「Ciruelo」が新宿タワレコにて入荷中。 ** 池袋ジュンク堂にて、Perfumeが表紙のQuick Japan最新号が売上6位。J-Pop界のみならず、出版界にも旋風を巻き起こすJD3人組。
by m4k0t1
| 2007-10-21 23:46
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