人気ブログランキング | 話題のタグを見る
???
Aira Mitsuki LIVE TOUR 2011 「???」 @ 恵比寿LIQUIDROOM - 11.01.30
18:16-20:11, 20:18-20:42

Aira Mitsuki(vo,dance,ds,key)

ツアーファイナル。前回のリキッドみたくフロアの隅の一部を幕で覆って手狭感を演出する必要も無く、7割ぐらいは客で埋まっていた感じ。今回特筆すべきは、女子のおひとり客が結構いたことで、とても楽しそうに手を挙げたりしながら踊っていた。

セットリストは30曲超、ダンサーも過去最多の8人という、盛りに盛った最終日。真剣な顔付きで踊るAiraとは対照的に、ニコニコしながら大きな動きで踊るダンサー勢は観ているだけで楽しい。また、今回はPAエンジニアが頑張ったのか、ぶっとい低音が場内を気持ち良く震わせていて、間髪入れず10曲以上もの楽曲が立て続けにかまされるという、超ハイテンションな音空間に、がっつりと踊らずにはいられなかった。音響面はかなり良かった気がするけど、柏公演はもっと良かったとのこと。

最近のAiraはUst番組で馴染み深い通りK-POPに傾倒しているのだが、客層はというと中々交わらない現実があり、何でかなーと思っていたところだが、こうしてフロアで聴くと、同じエレクトロと名の付く音楽でも、AiraのそれとK-POPのそれとでは、音の凶暴さが異なるし、客のダンスに対する飢餓感も全く別物。「???」から旧曲に遡るにつれて、音の抜け具合というか締まり具合が鈍くなり、この点も癖になるとAiraの持ち味に感じるようになるのだが、K-POPのピッカピカにマスタリングが施された音像とは対照的。つまり両者は様々な点で別物ということが改めて分かり、なるほど簡単には交わらないよなあと納得してしまう。ユニバのAira担当者がAiraはK-POPに染まらなくても良い、というような事を話していたけど、全く同意。このまま女子供がドン引きするような露悪エレクトロを貫いて頂きたいところ。
by m4k0t1 | 2011-01-31 22:03 | live
<< 東京女子流 (2) never die >>