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2度目の韓国(コンサート編)
Hallyu DREAM CONCERT @ 韓国慶州市民運動場 - 10.09.12
19:03-21:07, 21:35-23:49

U-Kiss
Miss A
MBLAQ
超新星
Nine Muses
2PM
4minute
Seo In-Guk
Secret
FTIsland
イル
T-ara
Flower

After School
Davichi
BEAST
2AM
KARA
2NE1
Son Dambi
SHINee
SE7EN
Super Junior


「Visit Korea Year 2010-2012」という国をあげての観光キャンペーンの一環として9/10~9/12に開催された韓流DREAM FESTIVALという企画の最終日。14:30頃に着くと、既に人がいっぱい。運動場全体が華やかに飾られたりテントがたくさん立っていたり、T-araや4minuteなどのサウンドチェック中の爆音が鳴り響いていたり、入口近くでは、入り待ちだか出待ちだかの現地の客が列を作っていて時折悲鳴のような歓声が湧き起こったりと、とにかくフェス感が凄い。

今回は明示的に外国人観光客向けの無料招待枠が設けられていたこともあってか、日本人や中国人はもちろんのこと、白人黒人などの欧米人も多数見られた。アジア人なら韓国まですぐ近くなのだが、英語圏の人たちは海や大陸をまたいで来ているわけで、入れ込み様が半端無いのだろうなあ。現地の客はやはり10代ぐらいの若い人が大半で、男女比は3:7ぐらいか。

座席はブロックのみが指定された自由席で、自分は23ブロックというアリーナ最後方。このシチュエーションが開演後の神公演化をもたらすのだが、それは後述。天気が非常に不安定で、15:00頃にどしゃ降りの夕立ちが来たり、すっかり晴れ上がって熱中症寸前の日差しが襲ってきたりしていた。ブロック群ごとに待機列が既に出来ていたので、雨がやんだあたりから自分も並ぶ。入場開始の17:15頃までかなり長い間待つことになったのだが、多国籍な客層を見ているのが楽しくて、ペンライトなどのアンオフィシャルグッズを売り歩くおばちゃんから、黒人がMBLAQのウチワを買っていったりしていた(笑)。ああ、ブラック繋がりか(それは無い)。

開場して入口を抜けると、自由席なのでブロックまで猛ダッシュ。ブロック中程の位置を陣取ることができた。5月のドリコンのときは重装備な現地のファンカメがたくさんあって視界を遮っていたのだが、今回はそういうのが無くて、後ろからでも比較的よく見える感じ。スタンド席を見渡すと、横断幕は程々でドリコン名物の応援合戦的な声援も無かった。場内には食事類を売る出店があって5月よりも快適。5月には設けられていて個人的に非常に楽しみにしていた前座枠(その中でChocolateが出るのを期待していたりした・笑)については、今回は無し。代わりに観光ビデオみたいなのが垂れ流しに。

開演時間の19:00近くになると、自分がいた23ブロックが一斉に座席を前にずらし始める。何か不穏な予感がしたのだが、次第に前方の客が立ち上がって更に前に移動しはじめ、連鎖的に客が次々に立ち上がり前へ動き始める。前のブロックで空いている席に移動したり、PA近くのカメラクルーの後ろに椅子を持ってきて椅子の上に立ち上がって鑑賞する人が出始めたりで、23ブロックの椅子の並びが崩壊し、半分以上の座席がガラ空きになり、自分の後ろはほぼ誰もいないという状態に。

開演。まずU-Kissから。韓国のコンサートはジッとシッティングしながら観るのが基本らしいのだが、すぐ前で観ていた可愛い現地の女の子がノリノリにカラダを揺らせていて、明らかに踊りたくてたまらないっていう雰囲気を全身から発していた。で、時々高まって立ち上がったり、でも後ろに遠慮して座ったりを繰り返すという鑑賞姿がすごく推せた(笑)。それにつられて自分も立ち上がって観ることにしたのだが、無法地帯と化した23ブロックの後ろにはほぼ誰もいなかったのでお咎めは無し。皆座っているので一番後ろでも視界は超良好で、個人的に踊れる音楽として聴いているK-POPのご本人による生ライヴを、現場で立って踊り倒しながら鑑賞できたのが超絶的に楽しかった。後半あたりからは23ブロックはますます過疎化・カオス化・自由化していて、欧米人など他の客も立ち上がっていた。この自由なシチュエーションがすごくいい。

以降は各パフォーマンスで気になったところを。

・Miss A
彼女らのパフォーマンスは結構エロいと思います(小学生並の感想)。

・4minute
わりと早めに登場。それまで2PMなどが出てきても関心無さそうだったすぐ後ろの女の子たちが、ポミニが登場すると興奮して自分の前に躍り出てきていた。女の子人気高いんだなー。イントロがリミックスされた「I My Me Mine」から「Huh」へ。相変わらずカッコいいパフォーマンス。ヒョナが黒髪になっていた。

・T-ara
このコたちも1部で登場。ノッテムネミッチョ→ぼぴぼぴ。ぼぴぼぴ劇場はなし。久しくステージを観る機会が無く、個人的には特にウンジョンの勇姿に飢えていたのだが、しっかり拝んできた。ウンジョンに限らずみんな顔つきが男前でカッコイイ。途中のMCではボラムが必死に話す傍でウンジョン×ジヨンな絡みも見られたりして、気持ちがほっこりする。

自分は名前を知らないけど、歌謡曲的な歌を歌う男性歌手もいた。ただ、ここでトイレに行く客が多数(笑)。以下は2部。

・After School
前回のドリコンでやらなかった「Because of You」を歌ってくれたのがすごく嬉しかった。この曲、歌謡曲とポップスとダンス曲とのバランス感が絶妙で本当に大好きで、生で観ながらご本人と一緒に踊って観るのが猛烈に楽しい。

・Davichi
アフスクの次の次あたりで登場。ダンスパフォーマンスを見せるグループが多い中、歌の力だけで数万人の観衆を圧倒する孤高の存在感は凄い。2曲目の「Stop the Time」については、韓国初訪問でTVを付けていきなり流れてきたのがこの曲ということもあり、エモーショナルな曲調も含めて自分の中でトラウマのようなインパクトを与えてくれた曲なのだが、アフスク「Because of You」→Davichi「Stop the Time」と個人的に思い入れが強くて大好きな曲のコンボを異国の地で浴びる体験に、エキゾチック感とカタルシスを感じずにはいられない。涙が出そうになった。

・BEAST
多国籍な客層が一斉にSHOCK!の振りをする光景が素晴らしすぎる。

・KARA
スンヨン抜きの4人ヴァージョンでLupin→Mister。ここですぐ後ろのガキどもが興奮して椅子に立ち上がり、ダミ声で「ハラ゛ー!!」「ニ゛コ゛ーーーール!!」と終始絶叫しっぱなしで、欧米人客にバカ受けして写真をバシバシ撮られていた。たぶん場内でいちばん頭のおかしいカミリアだったのでは。素晴らしくグッジョブなガキどもだった。スンヨンパートは録音済の歌唱部分もあったけど、わりとジヨンがカバーして頑張っていた感じか。ギュリの金髪は、以前に画像で見たときは白に近い金髪でやや違和感があったけど、この日は茶色に近い金髪で、大変麗わしいお姿でございました。

・2NE1
そして本公演の大目玉2NE1。1曲目の「Go Away」からバックダンサーがぞろぞろと大勢登場して、あまりの豪華さに自分は気がおかしくなって笑うしかない。パフォーマンスも、全身の動きや活き活きした表情など、もう本当に鳥肌が出るほどに凄まじくカッコよくて、世界のポップスの中心がここにあるんじゃないかというぐらいの万能感をもたらせてくれるような圧倒的な力があり、MC中にサンダラコールをしてしまうぐらいに高まった。しかし2曲目の「Can't Nobody」でCLたんがコケてしまった。ライヴにアクシデントは付き物なのであれこれ言うのも野暮だけれども、正直に書くと2NE1でこういう姿は見たくないという気持ちの方が個人的には大きかった。とにかく完璧なパフォーマンスを観て圧倒されたかったのだが、哀れな気分が拭えなくて残念ながらやや気分が下がってしまった。

・SHINee
CLたんのアクシデントに端を発してか進行がぐだぐだになり、曲のイントロが出ないとかマイクが入っていないなど、トラブルが続出。SHINeeの「Lucifer」もマイクトラブルで2回歌うことに。これをお得とみるべきかも知れないが、スタンディングでライヴモードで踊り倒していた自分からするとややハシゴを外された感じがした。もちろん彼らのパフォーマンスは素晴らしくカッコ良かったのだけれども。客の歓声は前回のドリコンに比べるとやや小さめ。その理由は後述。

・Super Junior
この時点で既に23時20分頃。すでに帰る客が続出で、2部後半以降の山場あたりからスタンドがガラガラになっていく。そのせいか歓声も小さく聞こえた。ここでもマイクトラブルにより、「BONAMANA」「Sorry, Sorry」とも2回歌うことに。ソリソリの2回目は前ブロックがほぼガラ空きになったので、自分も突撃してほかの客と同様に椅子の上に立ち上がる。前のほうで観るとすげー近いのね。ここでも「スーパージュニアー」っていう声が小さく、寂しさのあまり自分が絶叫するしかない。

そういうわけで終演時間は23:49という超長丁場。5月に比べてペンライトの統一感が薄かったり声援も小さかったりと、客層は垢抜けてない感が満載。今回は中央のヴィジュアルが非常に凝っていてカッコ良かった。何よりも前述のとおり、K-POPの生ライヴをスタンディングで長時間踊りながら鑑賞できたのが良かった。こういうスタイル、もっと根付かないかなー。

後日、旅行全体を含む画像編の感想をアップする予定です。
by m4k0t1 | 2010-09-14 22:59 | live
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